「世界の船旅」スタッフこぼれ話 - 2020年2月号

雑誌「クルーズ」に好評連載中の「世界の船旅」CRUISE誌上放映。

2020年12月27日発売号に掲載された内容をご紹介します。

第335話MSCシーサイド
超リッチな自然と遺跡を満喫!カリブ海クルーズ

船名:MSCメラビリア (MSCクルーズ) 総トン数:17万1589トン

船名:MSCシーサイド
(MSCクルーズ)
総トン数:15万3516トン

船上には大海原を歩いているかのようなガラス張りの遊歩道や5つのウオータースライダー、洋上最長のジップラインなどあらゆる世代が夢中になるアクティビティーが満載。斬新なデザインの新造船でめぐるカリブ海クルーズを紹介します。

チョコの誘惑

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最新のバリ式スパ、岩塩から出る遠赤外線を利用した岩塩浴、マイナス20度の冷凍サウナなど多彩な施設がそろう新造船。中でもクルーから「ぜひ取材してほしい」と注文があったのが、創業1878年、140年以上の歴史を誇るイタリアの高級チョコレートブランドの「Venchi(ヴェンキ)」のショップです。日本ではなんと20粒で4000円ほどという高級品です。甘いチョコの香りに包まれて撮影していると「試食するかい?」とスタッフに勧められました。後々ナレーションで味を語ることができないと困るのでご厚意に甘えていただくと、その味はまさに絶品。噂にたがわぬおいしさです。その一粒でとりこになってしまい、撮影を終えてから再びお店を訪れて1箱購入し、その日のうちに全部食べてしまいました。

ところがその翌日もチョコの魔力は続き、「疲労回復にはチョコが良い」「チョコを食べると頭の回転が速くなる」などと自分に言い訳をして、夜な夜なチョコを買っては寝る前に客室で食べるようになってしまったのです。気が付けば、チョコの食べ過ぎで年甲斐もなく顔にニキビができていました。帰国後、ニキビの訳をデスクに聞かれる前に「疲れがたまってるんですよね」とアピールしてごまかしたのですが、試写の途中でチョコレートの映像を見つけられてしまい、「はは〜ん。これが原因ね」としっかり指摘されたのでした。

第345話プライドオブアメリカ
アメリカ客船で巡る人気のハワイ4島周遊クルーズ

アラヌイ5

プライドオブアメリカ(ノルウェージャンクルーズライン) 総トン数:8万439トン

船内に広がる古き良きアメリカのテイストが魅力のクルーズ客船で、ハワイ4島をめぐります。ハレアカラ山の雲海から昇る美しい朝日、シュノーケリングや森を疾走するジップライン、迫力のファイヤーダンスなど見どころがいっぱいです。

ハワイは寒かった

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ハワイクルーズはホエールウオッチングやシュノーケリングなど魅力的な体験が多く、近年人気が高まっています。そして、その人気が取材にも影響してしまいました。というのも、ほとんどのエクスカーションツアーが満員。唯一残っていたハレアカラ山の山頂から日の出を見るツアーを取材しました。夜明け前、港からバスに乗り込む時に添乗員が「大丈夫かい?」と声をかけてきました。疲れていないかと気を遣ってくれたのかなと思い、「大丈夫!」と明るく返事をしたのですが、これが大間違いでした。バスで移動している間は気温も暖かかったのですが、山頂に近づくにつれ、どんどん寒くなっていきます。それもそのはず、ハレアカラ山は標高3055メートル。日本アルプスの山々とほぼ同じ高さなのです。

山頂に着くと乗客たちは皆バッグから上着を取り出し、しっかりと寒さ対策をしてバスを降りていきました。しかし、私の膨れ上がったバッグは上着ではなく撮影用の機材でいっぱいです。仕方なく半袖のTシャツ1枚で震えながら眼下に広がる神々しい雲海を撮影することに。「ほら。言ったじゃないか」と添乗員にあきれられましたが、さすがにかわいそうに思ったのかマフラーを貸してくれ、本当に助かりました。南国のハワイで寒さに震えたなんて、誰も信じてくれないなと思いつつも、人の優しさ、温かさが身に染みたのでした。